日光の伝統行事
【鎌倉時代の流鏑馬を奉納】
〔流鏑馬神事〕
10月16日午後1時から開催される流鏑馬(やぶさめ)神事は、
今から900年前、朝廷の護衛にあたった武士らによって行われていました。
鎌倉時代に源頼朝が鶴岡八幡宮の神前に
奉納したことで、この時代盛んとなり、
8代将軍吉宗が復興に努めたといわれています。
現在、日光東照宮春季例大祭の神事奉納されているものは、
主として鎌倉時代の古儀によるものです。
流鏑馬神事の観覧場所は、表参道(大手通)輪王寺三仏堂側です。
【徳川家康の改葬行列を再現】
〔百物揃千人武者行列〕
翌17日には百物揃千人武者行列
(ひゃくものぞろえせんにんむしゃぎょうれつ)が見もの。
徳川家康の神霊を駿府久能山から日光へ改葬した時の
行列を再現したもので、神興画1km余り離れた御旅所(おたびしょ)
に向かって行列を連ねます。
御旅所の神殿に神興に祀られ、古式にのっとった祭典のあと
日光二荒山神社坐女による舞(八乙女の舞)と
日光東照宮神職による舞(東遊びの舞)が奉納されます。
【日光二社一寺の幻想的な秋の夜長】
〔ライトアップ〕
11月2.3日は今年で13回目となる「ライトアップ日光2007」が行われ、
秋の夜長にたたずむ世界遺産の日光の二社一寺をライトアップします。
日光東照宮五重塔や日光山輪王寺三仏堂、
日光二荒山神社楼門などに照明がつけられると、
闇夜に建造物が浮かび上がり、
静寂の中に昼間とは違った幻想的な世界を演出します。
詳しくは 日光観光協会へお問い合わせ下さい。